wakuwakulifestart’s blog

気ままに書きます。

▶▶〜あっさり終わった切ない夏の恋〜"august" by Taylor Swift

 

 

テイラースウィフトに英語の面白さを教わろう第一回目!

 

曲はずばりaugust

和訳したら八月もっと和訳すると葉月ですかね

 

 

_______歌詞を追ってく_______

 

まずは最初から

 

 

↳Salt air, the rust on your door 

潮風、あなたのドアの錆(さび)

※rust:錆

 

歌詞中のyouはきっと海辺に住んでいるから潮風でドアに錆ができてる。

 

もう描写が綺麗。

 

↳I never needed anything more

私はこれ以上何も望んでなかった

※打ち消し&more(ここではnever&more)

:これ以上〜なかった

 

最初は名詞しか出なかったのに、ここで急にneededつまり過去形。

個人的に、この2人に何があったんだろう、と引き込まれるところだった

あと最初のSalt air the rust on your doorからの繋ぎで考えると、"これ以上何も望まなかった"の"これ"は、

"潮風=あなたの家のドア=あなたがいること"

って連想ゲームしていくと、

これ=youがそこにいてくれること

と捉えられる。

いてくれるだけで良かったのに、何があったのぉ(´;ω;`)

 

↳Wispers of "are you sure?"

         "Never have I ever before"

本気なの?と囁く声に、こんなこと初めて。と答える私

 

これは、一説によると(公式の見解だったら失礼)初体験を済ますときに英語圏の男女が交わす定型文的なものらしい。

それを踏まえた上で敢えて違う捉え方をしてみる。

 

この"are you sure?"は女の子自分自身の声で、曲中のyouのこと、本気で好きなの?と自問して、それに対して こんなに本気で人のこと好きになったことは今まで無かったわ。と自答しているのでは?

という説も立てておく。

 

↳But I can see we lost in the memory

でも今は思い出を振り返ることしかできない

 

あぁ…

さっきあげた仮説、立証ならずの可能性高いかも…

英文法の大前提として、Butが来たら逆説。

But以後の文でlost in the memoryって言ってるから、2人でmemory作ってこのまま順調にって思ってたけど(But)現実の2人は何らかの理由で一緒にいられなくなったから、思い出に迷い込むことしかできなかったんだな…きっと。

 

さっきの仮説だと、このButに来るまで特に2人の思い出らしき場面ないもんな…

 

やっぱり初体験の会話だったんだろうな、

 

↳August slipped away into a moment in time

8月は過去の時間の中に滑り落ちていった

※slip away:滑り落ちる

 

ひと夏の恋だったみたい。楽しくて幸せな時間がもう過去のものだと気付いた時の切なさといったら。

 

↳'couse it was never mine

だってそれは一度も私のじゃなかったから

 

一度も私のものじゃなかったから って何のこと?と思った時、1番に曲中のyouのことだと思ったけど、それならitとか言わないか!

 

ならこのitはyouのみならず、最初のSalt airも、rust on your doorも、wispersも、タイトルのaugustも、全部ひっくるめてのitだという個人的見解にたどり着いた。

 

その時は全部に満たされて幸せで、全部自分の得た幸せのように感じてたけど、実際は夏が終わるのと同じように前述の全てが手元から消えて、消えたように思ってるけど実は自分のものですらなかった。

youが去った瞬間その幸せ全部も去っていった

だから、

'Couse it was never mine it was his

だってそれは一度も私のじゃなくて、ずっと彼のだったから。

 

ぐらいの感じなのかな

 

↳And I can see us twisted in bedsheets

そして思い出の中の私たちがベッドシーツの中で絡み合ってた姿が見える

 

仮説崩壊のお知らせだ。

 

もうこれ、絶対

 

are you sure?

never have I ever before.

 

の時のこと回想してるじゃん。

 

確定です。

 

↳August slipped away like a bottle of wine 

8月はワインが底を尽きるみたいに滑り落ちていった

 

like:例を出す時にも使う。≒for example

 

↳'Couse you never mine

だってあなたは一度も私の人にならなかった

 

切ない、切ない、切ない。

こっちは本気で恋をして、居てくれるだけで幸せを感じてたのにyouは一度も彼氏とか、そういう肩書きを持たないまま8月の終わりにいなくなっちゃったと…

 

_______2番____________

 

↳Your back beneath the sun

太陽に照らされてるあなたの背中

  Wishin' I could write my name on it

そこに私の名前を書けたらな、と願いながら

※beneath:〜の下

※I wish I could:〜できたらいいのに(実現可能性かなり低めなことによく使う)

 

このwriteが軽く指で書くぐらいのwriteなのか、がっつりタトゥーで掘るぐらいのwriteなのかは分からないけど、個人的には後者だと思う。

よく海外のアーティストで、恋人とか奥さんの名前をタトゥーにしてる人を見るから、それぐらい自分の存在をyouの中に形として残して欲しいのかなと。

 

後ろから見てそうは思うけど、やっぱり本人には言えず、曖昧な関係を終わらせられない…と

 

 

↳Will you call when you're back at school?

あなたが学校に戻っても電話してくれる?

 

ここに来て、新たな情報追加。

・ふたりは学生。

・you は夏休み中に旅行できている?(多分別荘)

 

これ聞いて、ちゃん見た事は無いけどカンヌ映画祭みたいなので賞を取ったと言われてるあの「君の名前で僕を呼んで」を想起した

曖昧な関係で云々のくだりで、勝手にyouがたぶらかして遊んで夏が終わると同時に勝手にいなくなるひどい成人男の子を想像してたけど、、そうじゃない可能性高め。

 

結構ピュアな話なのかも。

 

youが去っていったのも、学校が始まるから普段暮らしてる街に帰らないと。みたいなそういうお互い切ない感じで離れざるを得なかったかもしれないのね

 

↳I remeber thinkin' I had you

あなたは私の恋人だって思ってた事を今も覚えてる

 

※remember 動詞ing: 〜したことを覚えてる

 

(ちなみに、remember to 動詞:〜することを覚えておく となる!)

 

あの8月を振り返ってるのエモくて切ない。

 

↳But I can see us lost in the memory

前述

 

↳August slipped away into a moment in time

前述

 

↳'Couse it was never mine

前述

 

↳And I can see us twisted in bedsheets

前述

 

↳August slipped away like a bottle of wine

前述

 

↳'Couse you were never mine

前述

 

↳Back when we still changin' for the better

私たちの関係が日々進展してたあの頃に戻して

 

8月の始まりに出会って、天気もどんどん暖かく、日も長くなっていくと同時に2人も昨日より今日、今日より明日、と毎日仲を深めていってたはず。

あすが来るのが楽しみでしょうがなかったはず。

 

でもその数日後に終わりが来る。

2人の未来を無条件に明るく信じてた頃に戻らせてという意味だろう。

 

↳Wanting was enough

欲することだけで満足だった

For me it was enough

私にとってはそれが全てだった

 

youがいるだけで、もっとと欲するだけで満足なぐらい幸せな日々だっただろうなぁ

 

 

 

 

 

…まだ曲の半分も行ってないんだ、辛

 

 

とりあえず今日はここまで〜